第六回「その日」

地球はたくさんの人で住んでる場所。
その中の日本、その中の地域、その中の家庭、その中の学校、その中の職場…。
いろんな集合体でできてる。
けど私は、あくまでも、
信念のテリトリーが違うなら一緒に居るべきではないと思ってしまうのだ。
害し合わず排除し合わず、
違う信念でこうして生きてる人もたくさんいるのだなあと
頭の隅に覚書きだけして、距離を持って世界に散らばり
おのおの生きるだけだと思っている。
人は残念ながら分かり合えるはずはないのだから
（和解も結局、弱者の我慢で成り立つと思う）、
熱く分かり合おうと無駄なエネルギーと
二酸化炭素は出さない道を私はいつも選ぶ。
だから、その結果一人ぽっちでも致し方ない。
信念を通す事と孤独を天秤にかけて選んだ結果だ。
だからたいがいの場において一人だ。
周りに我慢させるのも私には罪と思えるから。

倉橋ヨエコを辞めさせていただけますか？日記より抜粋。
http://www.audio-grafico.com/artists/dialy.html